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今年の夏は、5足の靴を捨てました。
ちなみに、全て壊れた…。

でも、まあそれぞれの靴は
全て、5年以上履いているので、寿命ですかね。

あ~、新しい靴がほしい。

例えば、サイハイブーツとか。
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by urawhich | 2009-09-14 20:42 | 散文

胸のうち

自分の仕事の忙しさに身をまかせ、5月の母の乳癌の手術に立ち会えなかっただけでなく、
お見舞いにもいけず、この夏も親に会わずにいて、やっと先週の土曜日に久しぶりにメールをしたところ、
「明日、購入予約したカツラの最終チェックをしたいため銀座に付き合ってほしい」と返信がきた。

日曜日の10時に銀座鳩居堂ビルで母と待ち合わせ、
ビルに入っているカツラ屋へ。
このカツラ屋のイメージ・キャラクターは十朱幸代
若い頃、この女優に似ていると言われた母なだけに、この店を選んだのね。と納得。


店に入り、帽子を脱いだ母の髪は産毛程度しかなく、
なんとかポーカーフェイスを保ったものの、ものすごくショックだった。

普通のハゲとは異なり(ハゲなんて全然マシです)、ほんとうに見事なくらいに痛々しい様。
ほんの少ししか残っていない髪を母は大切に扱っていた。

母自身もお店の女性と明るく、サバサバと会話をするものの、
「待っている間」、渡された雑誌「婦人画報」のヘア特集を「じっと」眺めている姿も、
見ていて私自身、とてもつらかった。(とてもおしゃれで美意識が強い人なだけに。)

カツラ屋を出て、中華レストランに入った際の母の話では、
乳癌の細胞2点が、体内のどこかに転移したので、
体中退治することになり、10月までに3回抗癌剤を打つことになったとのこと。
2週間前に第1回をうち、先週の1週間で全ての髪が抜け落ちた。とのこと。
(「家中、髪だらけなのよ」と笑いながら話す姿も、つらかった…。)

身長が160センチ以上あったはずなのに、昨日は私よりも10センチ以上も
身長が縮んでいた。
病院の先生曰く「今、治療していることが、ひょっとしたら、
5年後、10年後、よかった。と思える日がくるかもしれません」とのこと。(って、「先生、ほんとかよ。」と問いたい。)


どう、心の整理をつけてよいか、思いのたけを書きました。

もし仮に、5年以内に両親がこの世からいなくなることを想定した場合、
今、わたしは何ができるのか?何をしたらいいのか? どうすればいいのか?どう向きあえばいいのか?

これが今の私の課題。

少し前までは、母や父と子供の頃に取っ組み合いのケンカをしたことが
憎たらしい思い出だったのに、今は、両親には「その力さえ持っていない」ということが、
とても虚しいことに感じられる。
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by urawhich | 2009-09-14 13:47 | 散文